皆様、こんにちは。
兵庫県加古川市で工場・プラントの配管工事や機械メンテナンスを手がけております榊工機です。
建設工事や土木工事の現場監督は、どのような現場でも必要とされる重要な役職です。キャリアアップのために現場監督を目指している人も大勢いますが、一方で「現場監督の仕事はきつい」といわれることもよくあります。これはなぜなのでしょうか? 今回は、現場監督の仕事がきついといわれる理由や、その改善に向けた取り組みをご紹介します。
■現場監督がきついといわれる3つの理由
どのような業界でも、リーダーや管理職は悩みを抱えがちなものです。現場監督の場合は、そこへ建設業界特有の事情が加わるため、さらに仕事が厳しくなってしまっています。現場監督の仕事がきついといわれる主な理由としては、以下の3つが挙げられます。
・労働時間が長い
建設業界は、昔から長時間労働が常態化しています。国土交通省の調査によると、2016年度の建設業の年間出勤日数は251日でした。調査産業全体の平均は222日なので、建設業界は他の業界と比べて1ヶ月くらい出勤日数が多い(休日が少ない)ことになります。
こうなってしまう大きな原因は、土日祝日を問わず工事が行われていることです。現場によっては、早朝や夜間の作業も珍しくありません。大手なら交代で休みを取れるかもしれませんが、最小限の人数で回している会社だと、代休を取るのも難しいのが実情です。
【参考】建設業における働き方改革
https://www.mlit.go.jp/common/001189945.pdf
・IT化が遅れている
現在は多くの分野でIT化が進み、これまでは時間がかかっていた仕事も効率よく行えるようになり、働き方が変わりつつあります。しかし、建設業界ではIT化に向けた設備投資や環境整備があまり進んでいません。そのため、旧態依然とした体制の会社が多く、なかなか仕事の効率化を図れていないのです。
・事務作業が多い
現場監督は一般の作業員とは異なり、全体の工程管理や品質管理、安全管理などを担当する立場です。これらの管理業務では、膨大な数の書類作成や写真整理といった事務作業を行わなければなりません。しかし、日中は現場に出なければならないので、職人が仕事を終える夕方以降にしか事務作業ができないことも多く、どうしても労働時間が長くなるのです。
■現場監督の負担を減らす解決策
現場監督の仕事は、「きつい」といわれても仕方のないところがあります。しかし、国も建設業界の労働環境の悪さは問題視しており、最近は改善のために動いています。先にご紹介した調査が行われているのもそのためです。
そして2019年4月からは、「働き方改革関連法」が施行されました。これにより、多くの業種で時間外労働の上限が設けられ、長時間労働の改善に向けて一歩踏み出したのです。建設業では、2024年4月から時間外労働の上限が規制される予定になっています。現場監督を目指す方にとっては朗報といえるでしょう。
さらに国土交通省では、官民一体となって建設業界の働き方改革を加速させるべく、「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定しました。このプログラムでは、目標の1つとして長時間労働の是正を掲げており、週休2日制の導入や適正な工期設定の推進などを盛り込んでいます。
もちろん、これらの目標を達成するためには、企業単位で積極的に動かなければなりません。今後は業界全体で環境整備を進める必要があるでしょう。榊工機でも週休2日制を導入しており、現場監督をはじめとする従業員が無理なく働ける環境を整えています。
■がんばりはしっかりと評価!榊工機で現場監督を目指しませんか?
現場監督の労働環境の改善は、まだまだ始まったばかりだといえます。とはいえ、職人としてキャリアアップするなら、やはり現場監督を目指したいところです。現場監督として働きつつ、仕事とプライベートを両立させたければ、労働環境整備に力を入れている会社を選ぶのが望ましいでしょう。
榊工機では、将来的に現場監督を目指す方を大歓迎しております。時にはきついと感じることもあるかもしれませんが、がんばりはしっかりと評価して給料で還元します。少しでも働きやすくなるよう、労働環境改善にも積極的に取り組んでおりますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。
弊社は自社工場をベースにしたクオリティの高いものづくりをしており、大手企業様からもご指名をいただいている会社です。先輩スタッフがしっかりと教育しますので、未経験でも安心して働ける環境になっております。一緒にお仕事をする下請け業者の方は年齢層が若いため、20代~30代の方でも問題なく溶け込んでいただけるでしょう。
もちろん休日はしっかり取れ、残業代もすべて支払っております。年齢や学歴は不問、若くて陽気で熱意のある方はどなたでも歓迎いたします。榊工機で配管工の技術を身につけ、現場監督もできる一人前の職人を目指してみませんか? ご応募お待ちしております。
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